「同僚にスケジュールを共有したいけど、会議の詳細は見られたくない…」 「空いているかどうかだけ分かれば十分なのに…」
そんな悩みを解決してくれるのが、Outlookの「空き時間情報のみ」共有機能です。
この記事では、相手に「予定がある/ない」だけを伝え、件名や内容・参加者を隠す設定方法を解説します。プライバシーを保ちつつ、スムーズにスケジュール調整ができるようになります。
1. 個別の予定を「空き時間」として登録する方法
特定の予定だけを隠したいときは、予定を「空き時間」として登録します。
新しい予定を作成、または既存の予定をダブルクリックで開きます。するとこうなります

上部タブから「予定表」を選択します。

リボンの「公開方法」プルダウンをクリックします。スケジュールをっせ

「空き時間」を選んで保存します。

👉 この設定にすると、相手の画面には予定の詳細ではなく「仮の予定」として表示され、内容は見えません。
2. カレンダー全体を「空き時間情報のみ」で共有する方法
「今後追加する予定はすべて内容を隠したい」という場合は、カレンダー共有の設定で一括管理が便利です。
Outlookの予定表画面で、左側の「自分のカレンダー」を選択。
メニューから「予定表の共有」を選択します。
共有したい相手のメールアドレスを入力します。
「予定の詳細」の項目で「空き時間情報のみ」を選択します。
「送信」をクリックして完了です。
👉 これで、今後登録する予定も自動的に「空き時間」として扱われ、詳細は相手に見えません。
3. 「非公開」と「空き時間」の違い
Outlookには「非公開の予定」という設定もありますが、これは予定の詳細(件名・場所など)を隠すだけです。
- 「非公開」:共有相手には「非公開の予定」と表示され、予定があること自体は分かってしまいます。
- 「空き時間」:相手からは単に「空き時間」とだけ表示され、予定が存在するかどうかすら分かりにくくなります。
つまり、状況に応じて使い分けるのがおすすめです。
- 予定を完全に隠したいとき → 「空き時間」
- 詳細だけを隠したいとき → 「非公開」
まとめ|Outlookで賢く予定を共有する
- 個別の予定を隠す場合 → 予定を「空き時間」に設定
- カレンダー全体を非表示にしたい場合 → 共有設定で「空き時間情報のみ」を選択
この方法を使えば、プライバシーを守りながら、チームメンバーとの調整もスムーズに進められます。