Windows11のローカル環境で開発して、ファイルをWSL2のLinuxにコピーしたいことありますよね。その場合の方法です。
WSLでWindowsPCにLinuxをインストールする方法はこちら
Windowsのターミナルを起動してLinuxに移動するコマンド
PowerShellやターミナルを起動します。以下コマンドを例にして解説します
wsl sudo cp -r /mnt/c/Users/ユーザー名/Windowsのパス コピー先を指定
wsl はwslを起動してって意味だと思ってください
sudoはLinux側のアクセス権限によって弾かれる場合があります。そのときにはつけてください
cp がコピーするというコマンド
‐r は指定先がフォルダの場合、中身を全部対象にするということです。
‐r の後ろはコピー元です。wsl を起動すると、パスの先頭に/mnt/がつきます。その次はディスクのアルファベットでUsers/ユーザー名で使っているPCのユーザー名のフォルダにアクセス
こちらはご自身の環境に合わせて、プロジェクトフォルダやファイルを指定してください
スペースを開けて Linuxのコピー先を絶対パス指定
例:PCのCドライブのユーザー名usagipyのプロジェクトファイルtestフォルダを Linux Ubuntuの/home/usagipy/配下に保存する
wsl sudo cp -r /mnt/c/Users/usagipy/test /home/usagipy/
ファイル名単体をやりたい場合は、指定するパスをファイルパスにしてください
wsl sudo cp -r /mnt/c/Users/usagipy/test/ReadMe.txt /home/usagipy/test/
WSLでLinuxからwindowsにファイルを移動させたい場合はファイルパスを前後逆にしてください
Ubuntuのtestフォルダを Windowsにコピーして移動する
wsl sudo cp -r /home/usagipy/test /mnt/c/Users/usagipy/